講師にAPLAの野川未央さんをお招きし、22名の組合員の方にご参加いただきました。

焙焼されたカカオ豆のいい香り包まれた会場で、野川さんよりご説明いただきながら早速、各グループでカカオ豆からのチョコレート作りに取り掛かりました。初めに焙焼したカカオの皮をむき、すり鉢で細かく、さらになめらかになるまで擦っていきます。

チョコレートってこうやって作られるのかと感心しつつも、この作業が想像以上に大変で、みんなで交代しながら、力を合わせての作業は試食への期待が高まりました。
実際にできあがったチョコペーストに、ネグロスのマスコバド糖を加え、型に入れ、冷蔵庫で冷やすと、シンプルながらも美味しいチョコレートに変身。

お楽しみの試食タイムには、東ティモールブレンドコーヒを淹れて、残りのチョコペーストは早速、グリーンコープのう米パンやリジェクトバナナにつけていただきました。

コーヒー豆チョコレート、パプアチョコカスタードのシュークリームも一緒に、民衆交易の品々に囲まれて、とても豊かで、お腹いっぱいの試食タイムとなりました。
試食をさせていただきながら、その間、野川さんよりネグロスのこと、グリーンコープとの関わり、民衆交易についてやカカオキタ社のお話などなど、短い時間でしたが丁寧にお話してくださいさいました。

お話を聞かせていただき、カタログでは伝わらないメッセージをたくさん受け取ることができました。私達の手元に届くまでのチョコレートを思い、更に愛おしく感じるとともに、この思いをぜひ多くの組合員の方にもお届けできればと感じました。

その後の昼食交流会にも18名の参加があり、野川さんを囲んで引き続きお話を伺うことができました。キラキラ輝くような笑顔の野川さんにお会いできた今回の企画で、これまで以上に民衆交易品のファンが増えたことは間違いないでしょうね！和気あいあいとした雰囲気の中、色々な質問が飛び交ったり、組合員同士の交流の場ともなった昼食交流会、とても良い時間となりました。