みんなの広場
『ひまわりプロジェクト』に取り組みました。
くみかつ日記
2023.10.17
2011年、東日本大震災による福島での原発事故。
当時、第一子を授かったばかりで不安の交じる中、大きな出来事でした。
岡山から遠く離れているとは言っても、国内での事故に不安は募る一方でした。
地震直後のニュースでは「直ちに影響はありません」の繰り返し。
では、影響はいつ頃出るのだろう・・これから生まれてくる子どもに、一体どんな影響があるのだろう・・
そう思いながら、不安に駆られていた当時を思い出します。
今年で長女は12歳となりました。そして更に、この夏からは汚染水の海洋放出が開始されてしまいました。
私達は放射能の脅威から子どもたちを守り、みどりの地球をみどりのままで次の世代に残していく事をいかにして実現すれば良いのでしょうか。
福島に、ひまわりの種を送る「ひまわりプロジェクト」。
岡山でも取り組んでいるところはいくつかありますが、年々関心が薄れていっている気がします。
まだまだ、事故は終わっていないこと。苦しんでいる人々がいる事。
様々な想いを胸に、作州地区委員会準備会ではプロジェクトに取り組む事になりました。
・7月上旬、ほのぼのハウス農場へ種をお届け。
(植え付け、除草作業は手伝えず。)
・8月19日(土)ほのぼのハウス農場でのひまわりまつりのお手伝い。
・9月25日(月)、9月26日(火)枯れた花の刈り取り作業
・9月29日(金)花から種を取る作業
・10月10日(火)唐箕を使用し、種の選別
花の刈り取り作業は、暑い中大変でしたが、委員や子どもたちで一緒に楽しく行う事ができました。
収穫できた種は、米袋5袋分(約80キロ)にもなり、大変達成感を感じました。
放射線量の高い地域の子どもたちの為に、役立てられると良いなと思います。
委員の感想
今まで油がどんな風に作られているのか、あまり考えたことがありませんでした。枯れたひまわりの花を切って
カゴに集めて運んで棒で叩いてタネを外してを繰り返し。すべてのひまわりが使えるわけではなく、腐っていたり、
種が軽かったり、手作業でするのは、本当に体力が必要で手間もかかり、油を作ることは、本当に大変なことなのだと、身をもって体験できて、油の大切さがわかりました。お届けできる状態までになった時はとても達成感がありました。
作州地区委員会準備会メンバーで、このプロジェクトができて、本当によかったです。
大変さもありましたが、楽しいメンバーと取り組めて本当にありがたい時間でした。子どもたちにも、体験させてあげることもできたので、すごくよかったです‼︎
ほのぼのハウス農場さんには、たくさんお世話になり感謝感謝です。
やりたかったことを叶えさせてもらえて、グリーンコープにも感謝しています。ありがとうございました。(岩元)
ひまわり畑が大好きなのでウキウキで参加しましたが、沢山の人の手と労力があってあの素晴らしい景色が出来るんだな、と改めて感じました。そして収穫を手伝わせて頂きましたがこちらも手間と時間のかかる作業で貴重な体験でした。
ひまわり畑で笑顔が生まれて、収穫を喜び、そして福島へ想いを馳せて生まれたこのひまわり油がまた誰かの笑顔に繋がればいいなと思います。参加させて頂きありがとうございました!(小倉)
作州地区委員会準備会