みんなの広場
5/28(土)『今、私たちは気候変動にどう立ち向かうのか ~未来がかかる 2030年~』を開催しました
くみかつ日記
2022.06.03
グリーンコープでは、2027年カーボンニュートラル実現に向けて、より具体的な運動と行動に取り組むための準備を進めています。
そこで、改めて気候危機の現状を共有するため、グリーンコープ生協おおいたと共催で学習会を開催しました。
「温暖化は人災である」「化石燃料に補助金を出すのは人類を滅亡に導くのと同じ」「2030年までにCO2を大幅に削減し、気温上昇を1.5℃以下に抑えなければ異常気象が進み、避けられる被害を避けられなくなる。そのためには、石炭の使用は8割、石油とガスは5割削減する必要がある」。講師の平田仁子(ひらた きみこ)さんは、これまでの歴史と科学的なデータに基づいてわかりやすく、そして力強くお話ししてくださいました。
COP26を契機に、世界はカーボンニュートラルに大きく舵を切っています。一方で、石炭の使用をやめようとしない5か国の一つが日本であり、G7で「脱炭素は2030年までに」との合意を得られなかった原因は日本です。世界に逆行する動きは、エネルギー政策、農薬規制とまるで同じ…。
グリーンコープでは、配送トラックを含めた全車両の電気自動車化、ドライアイス削減・使用中止へなど、より具体的な取り組みを行います。私たち一人ひとりが4Rに取り組み、暮らしのゴミを減らすことも、カーボンニュートラルの実現につながります。それをグリーンコープで取り組む仲間を増やせば更に実現に近づきます。
私たちができることはまだまだたくさんある。そしてそれは今すぐ行動に移さなければいけないのだ、と気づかされました。
来月の機関紙「グリーンレター7月号」で、この学習会のアーカイブ動画URLをご案内します。組合員限定・期間限定視聴となります。お見逃しなく!
大人も、子どもも、カーボンニュートラルへの具体的な行動へ、大きな一歩を踏み出しましょう!
◆「一般社団法人Climate Integrate」ホームページ
脱炭素への行動をとる上での必要な情報や知見などが公開されています