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BMW技術関連行事第2弾!岡山の川と水と岩石を知る2日間 ~知ってる?岡山の水がすごい理由~ を開催しました

くみかつ日記
calendar2026.10.19

10月8日(木)・9日(金)、京都大学の奥地先生の案内で、岡山県の地質調査と調査報告会を開催しました。

 

【1日目】

鷲羽山から蒜山へ、岡山の鉱物をめぐる旅

鷲羽山 ~白い砂と松の秘密~

最初の目的地は鷲羽山です。

ここは、約1億年前にできた花崗岩(かこうがん)の山です。花崗岩は日本列島の土台をつくる岩だそうです。鷲羽山といえば、白い砂と松の景色。この白い砂は「まさ土」と呼ばれ、花崗岩が崩れてできたものです。鉄分も含まれています。

 

では、松はなぜここに生えるのでしょうか。松は痩せた土地でも育つ植物で、根から酸を出して石を溶かし、栄養を取ります。松が土をつくった後に、ほかの植物が生えてくるのだそうです。海に浮かぶ丸い山々も、花崗岩が風化してできた特徴的な形だと教えていただきました。

 

豪渓 ~ゴツゴツ岩が立ち並ぶ迫力の景観~

次は豪渓です。

ここも花崗岩の地です。豪渓はマグマが地下で冷えて固まった岩が地表に現れた場所で、ゴツゴツとした岩が立ち並ぶ姿は圧巻でした。同じ花崗岩でも、鷲羽山とはまるで違う表情です。

 

井倉洞 ~3億年前の海の記憶~

3億年前の石灰岩でできた井倉洞では、灰色の土が特徴で、サンゴやアンモナイトの化石も見られます。石灰岩は水を通すので、岩から滝が流れ落ちる景色も見どころです。

 

今回は時間の都合で洞内には入れませんでしたが、11月26日のBMW全国交流会の現地ツアーでは井倉洞の探索もできます。今から楽しみです。

 

井倉洞周辺はカルスト台地です。カルストは「羊の群れ」という意味。森になっていて気づきにくいのですが、山口県の秋吉台と同じ地形ということがわかりました。

 

ところで、岡山県は石灰岩の地域が少なく、水は軟水が中心なので、せっけんが使いやすい土地です。ところが井倉洞のある石灰岩地域では、硬い水(硬水)が湧き出ます。硬水ではせっけんが泡立ちにくいという、ちょっと残念な発見もありました。

 

蒜山

~岡山で一番新しい大地~

蒜山は、岡山県の中で最も新しい地質である火山岩でできています。火山岩の一種の安山岩は、水をたくさん蓄えられるのが特徴です。

 

塩釜の冷泉

~旭川の源流で砂鉄を発見!~

最後は、旭川の源流・塩釜の冷泉です。

地下の熱いマグマの力で石灰岩が焼かれて大理石になる、という豆知識も教えていただきました。ここで磁石を使って調べたところ、なんと砂鉄がたくさん採れました。参加者のみなさんも大盛り上がりでした。

 

【2日目】岡山県立図書館で調査報告会

翌9日は、岡山県立図書館で調査報告会を開催しました。前日の調査の様子をスライドにまとめ、奥地先生が岡山の地質について語ってくださいました。

 

川がはこぶ、大地の恵み

岡山県には、吉井川・高梁川・旭川の3本の川が南北に流れています。それぞれの川は海へ向かう途中で地質の異なる地域を通り、その土地のミネラル(鉱物)を取り込んでいきます。このミネラルが土地を豊かにし、おいしいお米や果物を育てているのです。

 

さらに、川の流域では砂鉄と水の恵みにより、古墳時代から製鉄が行われ、刀づくりも盛んになりました。岡山の食も歴史も、大地とつながっていることがわかりました。

 

若い世代から年配の方まで、たくさん来場

今回の報告会は、普段の行事とは違う幅広い年齢層の方にご来場いただきました。ご参加ありがとうございました。

 

参加者へのプレゼントにも、BMW技術がいきています

報告会の後には、緑茶とえびせんを参加者にプレゼントしました。実はこの2つにも、BMW技術が活用された原料が使われています。

 

◆緑茶

村上園で作られた有機茶葉を使用しています。

◆えびせん

原料の一つ「エコシュリンプ」は、インドネシアのエコシュリンプ加工場で出たエビの殻を利用しています。この加工場では、排水処理にBMW技術が使われています。

 

 

足もとの大地から、暮らしの身近な食べものまで。岡山の自然のつながりを感じる2日間でした。

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